智頭の小児科医は73歳
◎ 氷の効用
ノド痛・発熱時に冷蔵庫の氷を活用しましょう。
氷は冷たい・清潔:炎症を抑え、ノド痛が和らぎ、咳も減り、体温も少しは下がり、水分もこまめに摂ることになり花◎です。🌸
◎ 地球人として、多種多様な流行性ウイルス感染症の免疫を獲得しつつ育ちます。
※ 新型コロナウイルス感染症(新コロ)禍中の3年余、他の多くのウイルス感染症流行が無くなりました。
※ 新コロの流行が沈滞したことで、インフルエンザA型を主とする多様なウイルス感染症の流行が急増しました。
※ 個々の免疫能を高める日頃の生活は、とても大切です。この観点で、各種資料を役立ててください。
🌸診療用啓発資料
!各々説明頁に移動します。
◆人が発症するインフルエンザは、A香港型(H3N2)、2009年の世界流行A型(H1N1)pdm2009とB型(2系統)の4種類があります。(新コロ禍中は経験し得なかったのですが、久しぶりにA型2回、B型を9月~年末の4か月間に3回発症した小児を体験しました。
★ 以上の各項目は[診療用啓発資料 ]説明頁に移動します。2023/10/15
[智頭病院小児科医の書庫 wix] wix版無料枠での作成
★ 過疎地病院における地域医療/講演資料
◆ 智頭病院21年目 2023/11/1~
=時系列=
◎ 智頭中1年生で竜巻的なインフルエンザA型の集団発生/12/4(月)外来診療
※ 11/29(木) 学年講演会があり、閉鎖空間が誘因
※ 12/1(土) インフルエンザA型陽性者+
!講演会の際は無症状~即ち、発熱2日前から感染力を有しているとの実証例 12/4 11時
!同日 15:30~ 同中学校保健委員会で解説
◎ 智頭小5年生~智頭中で台風並のインフルエンザA型の発生 12/7(木)
◎ 智頭でのインフルエンザA型は小康状態 12/14(木)
◎ 智頭でインフルエンザA型は散発 12/21
◎ 急患診療所(鳥取市)でインフルエンザB型 2例[→1例はA型 9月、11月にり患(A香港型、A2009pdm型)]12/29
◎ インフルエンザと共に、子ども世界の多種のウイルス感染症が急減:背景に5類となった新型コロナウイルス感染症の軽症~無症状例(未受診や未検査)が拡散している可能性があります。ウイルスの干渉作用によります。
◎ インフルエンザA型は散発:学校が冬休み期間に入り、社会生活での被感染に留まります。 12/25
◎ 感染症の流行は穏やかです。'24/2/26
~ ~ ~
◎ 新コロが5類となり、幸い、オミクロン変異株が主体で、病状は軽く、結果として、無受診・無検査の発症者が多いとみています。市民生活中に新コロが拡散していることで、季節性インフルエンザ、他の多種のウイルス感染症が激減しました。(小児の感染症はヒマになりました。)ウイルスの干渉作用に起因しています。'24/1/25
※ ウイルスの干渉作用で著名なのは、2009年に世界流行したインフルエンザA型(H1N1)が主役に躍り出たことで、従来のAソ連型(H1N1)は、その後、流行の消滅が象徴的です。
= 追記1 =
12/4(月)学級内で被感染した際は、2日間の学年閉鎖が開けた木曜日に体調不良を来す生徒がいる可能性がある。
対策1)無理に登校するな!
対策2)登校後の体調不良例は、早めの早退!
= 追記2 =
11/30(木)1年生全員が集った性教育講演会
エアコン暖房・加湿器なしの同一空間・長時間
潜伏期間の発端者:呼気中にインフルエンザウイルス+:室内環境が乾燥していたことで、飛沫核感染(・エアロゾル感染・空気感染)様式での悲惨
※ 咳の出る発症者がマスクを適切に着用すると、ウイルスの飛散は減じる
※ 健常者がマスクを着用していても、ウイルスの被感染防止は避けられない。(:マスクの性能限界、マスクの不適切な着用)。
= 追記3 =
先ほど、中2(早生まれ;13歳)男子が初診
インフルエンザA型:一昨日からの発熱 昨晩40.0℃
潜伏期からすれば、性教育授業のあった11/30(木)午後と理解できます。
中2生徒にも留意を! 12/5
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