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 「らんまん」千秋楽 9/29(金) とわが彼女

NHK 朝ドラは、第6作「おはなはん」、31作「おしん」を散発的に見た程度で、ほぼ無縁だった。ところが第108作「らんまん」は、山野草が主役と知った。智頭に異動し、山野草に気づき、関心を抱いた。後年、スイスの高山植物も!
で、明治の先駆者、牧野富太郎を知り、on demand で見始めた。純白のドレスの浜辺美波に惚れた。

 過日、彼女談「家出する!」~ 怖い恐い強いお達し・・・ が、チト待てよ、「家出する」の逆で、既に、小生が家出状態(笑)で、かつ、彼女の主体は孫娘たちの世話、その母・娘の世話、次いで、息子たちの世話が入り、日々の生活において、小生は外堀の外に追いやられている感覚(笑)!一方、自宅に居れば、隙をみて、自室〔Grand-Pa Hall“MIRO”〕での視聴覚研修 で、既に生活時間帯は“家出”状態ないし家庭内離婚状態 ≒ 航空機で西欧を往復する際も、小生は機窓研修に専念しており、彼女談「機内離婚」状態(笑)!

 唯一、自宅での就寝は140cm幅のベッドに二人で寝ている。が、寄るな、触るな(、嗅ぐな?)のベッド上離縁状態(笑)。彼女談「未だに同じベッドで寝る夫は聞いたことがない・・・」的な発言!「ベッドをもう一台入れて・・・」とも!

 それでも、2023年は5/3-5に、高野山、金剛山登山、11/3-5は京都の東山ハイキング、8/19に95歳の母を表敬訪問的に帰省した際は、彼女発案で、二人で温泉(玉造温泉 佳翠苑皆美)に宿泊:前日は小生を除く三世代6人が皆生温泉に宿泊!~以上、全ての費用は(お土産を除いて)全て小生がスポンサー!家族への貢献は果たしているツモリですが・・・。

 8月、孫娘たち発で気道感染症に煩わされた際は、運動不足もあり、体力低下・身体不調を呈した彼女!先日「私が先に死ぬ」との妥当な発言も。彼女の独居生活を続けていた叔父が、急な経過で文字通りの“大往生”を遂げた際に、死後の諸事について、事細かく記載してあった由。ボチボチ参考にし、法的に通る書面を!と(微細な)思考も・・・。その伏線として、@ 当直の際に、同世代・以下の方の死亡診断書を書く機会が増えたこと、@ 高校時代の仲間を上京時に誘いをかけたら、パーキンソン病、両膝関節症等で、再会が叶わない健康状態にあること、@ 医学部やマンドリンクラブの仲間の他界が少なからず・・・

 口頭では、小生は、意識障害を来して、意思表示できない病態に陥った際に、「あらゆる延命行為を拒否する」「点滴1本も不要」との意思表示を繰り返ししている。彼女も、例えば、単なる延命行為としての胃瘻、点滴は拒否表示をしている。なお、彼女は、癌になった際、「疼痛は軽減して欲しい。そのことで死期が早まっても良い」、「癌だ!との宣告も不要」と言明している。小生は、仮に、癌になった際、勿論、治療は受けない。難渋する病態を、癌性疼痛も、体験したい気持ちでいる。

 らんまん」千秋楽 9/29(金)わが彼女と重ねて・・・

 彼女が先に他界し、骨になった際、小さな骨片をペンダントに入れて持ち歩く。(子どもたち、孫娘たちが生まれる前のように)「やっと、四六時中、二人っきりで居れるネ」の感覚・実感です

 と、書いて「らんまん」千秋楽終盤 ~ 二人が涙しつつ、「私が先に逝っても、採集は続けてくださいネ 私は、いつもいっしょに居ますよ」と。共感至極でした。明日、9/30()は、初めて、彼女と小生の二人の家族誕生日会!彼女が主役!で、小生は付け足し・・・

 寿恵子が万太郎に告げた言葉「私がいなくなったら…。いなくなったら、いつまでも泣いてちゃダメですからね。万太郎さんと草花だけ。草花にまた会いに行ってね。そしたら、私もそこにいますから。草花と一緒に私もそこで待ってますから」

※ 劇的だったスエコザサの脚色あかん、昼から取材あるのに泣きすぎて顔つぶれる

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