地域における各種健診、予防接種をはじめ、平成3年4月から平成15年10月まで鳥取養護学校、平成16年4月から現在まで智頭町立智頭中学校、平成18年4月から現在まで智頭町立智頭小学校の学校医として長年ににわたり学校保健活動に従事し、児童生徒の健康管理と増進に努め学校保健、予防衛生活動に献身している。

　病院での多忙な診療のかたわら、健康診断等で児童生徒の身体のことだけでなく、精神面でも積極的に日々指導、助言している。智頭中学校では、中学3年生を対象に毎年卒業前に命を考える目的で性教育講演会の講師を務め、他の小学校でも講師として健康教育の講演会を実施している。さらに、学校保健委員会では専門家の立場からの意見やきめ細かい適切な助言指導を行い、PTAに対して効果的な啓発を行っている。

　また、智頭町教育委員会主催の「子どもの健康を守る実行委員会」委員長を長年務め、学校医としてだけではなく、一人の医師としても地域の子どもたちの健康管理に尽力している。